江東package
江東package
当院では、グループの教育プログラムに加え、独自の教育プログラムを構築しています。座学だけでなく、ワークショップを多く取り入れた学習効果の高い双方向型の教育内容となっています。また、就職からの成長段階に合わせて、学びたいときに学べる勉強会を準備しており、着実な成長を促します。当院の新入職者の教育プログラム(江東package)の満足度は95%以上を達成してお り、毎年アップデートをしグループ内外からも高い評価を受けています。
目標
新人~3年目まで各年数ごとの細かい目標に加えて、江東package全体の大きな目標は、①PCスキル、②対人関係力、接遇、③専門的技能研修、④臨床指導、⑤介護保険の理解を目標に独自の教育プログラムを展開しています。1人前のセラピストになることはもちろん、社会人としての対人関係や接遇も1人前になれるような人材育成を行っています。
プロジェクト
新人研修
集合研修
・4月に江東区の区民会館で集合研修を開催しています。この研修では、医療者としての対応力や回復期リハビリテーショ ンの理解、療法士としての自分を創造するために、講義やグループワークを行います。
座学・実技の勉強会
・6月末ごろまで、新人向けの勉強会を開催しています。専門的な知識や実技の勉強会だけでなく、介護保険や医療制度などについても講義も行います。実際に患者さんを担当した時、困らないようにいろいろな制度についての勉強を行っています。
思考プロセス学習
・担当患者さんを持つ前に、症例を1人持ち、評価から治療・再評価、ICFの作成まで行い、臨床推論を学習します。これを行う事で、どの患者さんにも不安なく介入できるようにしています。
また、バイザーが1人つき、マンツーマンで行っているため、手厚くサポートしています。
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2年目研修
症例発表
・2年目になると症例発表があります。症例発表を行う事で、自身の介入に対して整理することができ、より専門的なところまで学び、セラピストとして成長できる機会になっています。また、発表をすることで違う視点をもった先輩や同僚から意見をもらえるため、視野が広がる良い機会となっています。
院内実技研修
・事前アンケート調査をもとに、テーマを決めて実技研修を行っています。実症例もあげながら、機序や評価の方法、実技などを行うため、より臨床的な研修となっています。今の所、満足度は98%とスタッフからは高評価を受けています。
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人間力
・コミュニケーション力や対人スキル、ストレス対処力、文章力など仕事をするうえで重要な要素について学び、ストレスなく仕事が出来るようにこの研修が行われてます。
3年目研修
物理療法研修
当院には、様々な物理療法機器があります。
3年目になると、2年目スタッフに対して物理療法の研修を行います。インプットだけでなく、自身で資料を作成し、2年目スタッフに向けてアウトプットすることでセラピストとしてのレベルアップを図っています。
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プリセプター制度
・新人スタッフに対し、プリセプターを任さられるようになります。
プリセプター制度とは、先輩セラピストがマンツーマンで新人セラピストに指導する制度です。
新人に業務や接遇面を指導することで、改めて自身の理解不足している点や接遇面を見直すことができます。
院内実技研修
・2年目と同様に実技研修を行っています。グループワークもあり、3年目スタッフが2年目スタッフをリードしながら行っているため、より自身の成長に繋がる機会となっています。